ボールパイソン飼育に必要な設備

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ボールパイソンを飼育するためには、適切な設備と用品が必要です。ここでは、具体的な金額やサイズなどを例に出し、初めての飼育者におすすめできる設備を紹介します。

管理人
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【今回の目次】

1.必要な設備と用品

2.ケージの選び方

3.温度と湿度の管理

4.照明とヒートマットの使用

1. 必要な設備と用品

ケージ

  • サイズ: 最低でも60cm x 45cm x 45cm(高さはさほど重要ではない)。
  • 素材: ガラスやプラスチック製のテラリウムが一般的。
  • 価格: 約10,000円~20,000円

隠れ家

  • 必要数: 最低でも2つ(ホットスポットとクールスポットに1つずつ)。
  • 種類: ココナッツシェル、レジン製、プラスチック製など。
  • 価格: 各500円~2,000円

床材

  • 種類: 新聞紙、ペーパータオル、アスベスト、ココナッツファイバー、レプタイルカーペット。
  • 価格: 500円~3,000円(サイズや種類による)。

水入れ

  • サイズ: ボールパイソンが体全体を浸せる大きさ。
  • 素材: プラスチック製や陶器製。
  • 価格: 1,000円~3,000円

温湿度計

  • 種類: デジタルタイプが精度が高くおすすめ。
  • 価格: 1,000円~2,500円

ヒートマット

  • サイズ: ケージ底面の1/3程度をカバーできる大きさ。
  • 価格: 2,000円~5,000円

サーモスタット

  • 用途: ヒートマットの温度を自動調節するために必須。
  • 価格: 3,000円~8,000円

照明

  • 種類: 紫外線照明は必須ではないが、日中のサイクルを提供するための照明があると良い。
  • 価格: 2,000円~5,000円

その他の用品

  • ピンセット: 給餌時に使うための長いピンセット。
    • 価格: 500円~1,500円
  • 湿度ボックス: 脱皮を助けるために湿度の高い場所を提供。
    • 価格: 1,000円~2,500円

2. ケージの選び方

サイズの選び方

  • 成体: 最低でも60cm x 45cm x 45cmのケージを推奨。広めのスペースを提供することで、ストレスを軽減し、自然な行動を促進します。

素材の選び方

  • ガラス製: 視認性が高く、清掃が容易。通気性を確保するためにメッシュトップが必要。
  • プラスチック製: 軽量で移動が簡単。断熱性が高く、温度管理がしやすい。

3. 温度と湿度の管理

温度の設定

  • ホットスポット: 30°C~32°C
  • クールスポット: 24°C~26°C
  • 夜間: 全体の温度を約24°C~26°Cに保つ。

湿度の管理

  • 通常時: 50%~60%
  • 脱皮前: 60%~70%に上げる。

4. 照明とヒートマットの使用

照明の使用

  • ボールパイソンは昼行性ではないため、紫外線照明は必須ではありません。しかし、日中と夜間のサイクルを提供するための照明を設置すると良いです。
  • 照明の時間: 日中12時間、夜間12時間のサイクルを維持。

ヒートマットの使用

  • ヒートマットはケージの底部に設置し、一部の床面を温めます。
  • サーモスタットを使用して温度を自動調節し、過熱を防ぎます。

まとめ

ボールパイソンの飼育には、適切な設備と用品が必要です。初めて飼育する人にとっては、初期投資がかかるかもしれませんが、適切な環境を整えることで、ボールパイソンが健康に成長し、長期間にわたって楽しむことができます。このガイドを参考にして、準備を整え、素晴らしいボールパイソン飼育生活をスタートさせてください。

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Kanda Kosuke
Kanda Kosuke
サイト管理人
麻布大学獣医学部獣医学科卒/ 爬虫類が好きで趣味でサイトを立ち上げました。
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